さようなら黒猫ちゃん
今朝、昨年末に白血病を発症した兄弟猫の黒猫ちゃんがお空へ行ったと連絡があった。
何もしなければ、1ヶ月で無くなるかもしれないと言われてから抗ガン剤治療をして、3ヶ月弱だった。
抗ガン剤をして最初は肺の影も消えて良くなったように見えたけど、弱りだして抗ガン剤を変えて変えて、としていたら合わなかったのかどんどん弱っていったらしい。
先週末に、もうダメかもしれないと友達から聞いていたせいか、昨日の夜にその子の事が頭に浮かんだ。
友達は夢に出てきたらしく、会いにきてくれたのかな、とメールに書いてあった。
最後まで、闘病生活がんばったね。
もう病気の痛みから解放されて、苦しまなくていいんだね。
生後2ヶ月くらいの頃、一度会っただけの可愛い男の子の黒猫ちゃん。朝から涙の1日だった。あと、10日でみんなの誕生日だった。
1歳を迎えられなかったけど、愛情たっぷりの飼い主のそばで、短い一生を懸命に生きた猫。
幸せだったね。野良猫ちゃんの一生は、幸せじゃない子もたくさんいる。すぐ死ぬ子、カラスに食べられてしまう子、車に轢かれてしまう子。
ふと、この家の中しか知らないうちの猫は、果たして幸せなのだろうかと思う事があるけれど、幸せそうな寝顔を見て、幸せな私がいて、出逢えて良かったなぁと毎日思うので、幸せであってほしい。
猫の一生を見るたび、人間と同じだと思う。
痛くても痛みに強く耐えて、決して命を投げ出さない動物。最後まで、生きようとする。
本当にダメだと思ったら、もうご飯は食べない。静かに死を待つ。
黒猫ちゃん。お空へ行ったら、また元気いっぱいの姿になれるから、たくさん遊んでいてね。
めるちゃん、兄弟猫みんな、
生まれてきてくれてありがとう。